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AirPods第3世代の使用感

今回は2022年9月に発売されたAirPods第3世代のレビューです。

価格は量販店で26,800円。「あれれ」という感じで値上がってますね。
これは2022年度の夏に起こったアップル社製品の一斉価格変更(いわゆる大幅値上げ)と、Proバージョンで搭載されている一部の機能が(今回の世代のAirPodsでは)使えるようになったことが影響しています。
言ってみればアップルのマーケティング戦略の一つで、同レベル版の旧世代製品、当該製品、Pro版の3つを並べ、何らかの差別化をしながら販売しています。「高い!」という感情より、旧世代には搭載されていないPro版の性能が(一部であれ)体験できるという思いが上回ったユーザーさんが購入する仕組みなのでしょう。

Airpods 第3世代
イヤフォン本体は丸みが出て掴みやすくなりましたが、AirPods Proのようなフィット感はありません。

AirPods第3世代の音質

さて気になる音質ですが、確かに旧世代と比べると厚みは増しましたが、Proバージョンと比較するときめ細やかさが足りません。(例えるなら)やる気のない観光地の流しソーメンみたいなもので、ボソっと麺の塊が目の前に落ちてくるような(個人的に嫌な体験の押し付け的な例えですね、、、笑)楽しみのない音です。メタルなどのやかましい音は(Proでも怪しいですからこのAirPodsでの)長時間のリスニングは(個人的には)無理です。

以前紹介した、世代前のAirPodsの価格は17,270円でしたが、その時も「高い!」と表現しましたので、今回はなおさら音質に期待してしまいましたが、何より(肝心の音楽鑑賞において)「疲れる」印象なのが残念です。

ちなみに、今回の第3世代の売り物の一つに、Pro版と同様に「パーソナライズされた空間オーディオと、ダイナミックヘッドトラッキング」が使用できることが挙げられます。(自分も設定(カメラに向かって顔と耳のスキャンを行います)してみたのですが、私の所有するソースではイマイチ音の違いが分からなかったのでレビューは控えておきます。)

ただし、どうしてもProの装着感はストレスにつながる感じもするので、今回の第3世代のAirPodsは、その新機能もあって、ドルビーサウンドの効いた映画の視聴などにはフィットしそうな作りをしているのではないかと感じます。

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