第8曲目は、ヴァン・ヘイレンの「Runnin' With the Devil」です。この曲は1978年発表のデビューアルバムの1曲目に収録されていました。
生年月日 | 1955/1/26 |
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代表作 | 「Jump」 「Dreams」など |
特徴 | タッピング 速弾き |
ではこの素晴らしい曲を聴いてください。
デビューアルバムの1発目からガツンとやってくれました。Van Halenと言えば、「Jump」や「Dreams」も有名ですが、個人的にはこの曲が1番好きですね。曲構成も見事ですし、ヴァイブレーションが凄いです。
1977年、デビュー前のVan Halenのライブを見たKISSのジーン・シモンズは、メンバーをニューヨークに連れていき、衣装までプレゼントし、レコーディングをセットアップしました(この時はメジャー契約には至らず) 。本曲(Runnin' with the devil)冒頭の印象的なクラクション音もジーン・シモンズのアイディアだったそうです。
後年のサミー・ヘイガー時代も「これぞアメリカン・ロック!」という感じで、楽曲群のレベルが高いですが、ファーストアルバムのように、リフ構成がシンプルでも魅力が出るバンドですね。それは音楽的な才能がきわめて高い証しでしょう。タッピングなどギターの早弾きが前面に出ていたエディですが、曲作りも最高でした。
「Runnin' with the devil」を含んだ1stアルバム「Van Halen」は全米でロングセラーを記録。20年かけて1000万枚以上を売り上げました。この間、いや今現在もエディのフォロワーは増え続けているでしょうが、ほとんどの人は早弾きだけでは感動しません。音数だけならJにもたくさんギタリストがいます。やはりエディみたいな良い曲書いてこそですね。