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:出版に関して

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電子書籍出版(Kindle)で必要なもの

さて、このページでは電子書籍出版としてKindle市場への出版方法を説明していきます。以下にKindle Direct Publishing(以下KDP)での電子書籍出版の際に必要になる項目をあげています。

電子書籍出版に必要なもの
コンテンツ 書籍そのものです。
アカウント AmazonのKindle市場での発表を前提にしていますのでアマゾンのアカウントが必要になります。
電子書籍に関する知識 電子書籍の出版にはファイル形式に関する決まりがあります。
Kindleでの収益に関する知識 Kindle出版のロイヤリティや売り上げの受け取りなどを確認しておきましょう。

KDPはアプリを提供していますので、Kindleストアで購入した本はiPad、iPhoneの他PCでも閲覧できる上に、Kindleという端末自体も種類が多く、考慮すべき事柄も多くなってきます。コンテンツ(本の内容)そのものが何より大切であることに変わりはありませんが、出版のためのフォーマットに関する規則などが敷居を高くしていますので、何回かに分けて一つ一つ説明していきましょう。

また、英語の辞書などは書籍以上の機能を持たせてアプリとして発売されることが多いですので、ブックとアプリの違いは意識してください。今回はブックです。電子書籍の登録・販売になります。

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Kindleアカウントと税に関するインタビュー

Kindle Direct Publishing(以下KDP)で出版するにはアカウントが必要です。普段買い物などでamazonを利用している方はそのアカウントが利用できます。まだの方はamazonのホームページで登録してください。またKindleはアメリカ発のサービスのためアカウント作成後に税に関する申告をする必要があります。いきなり面倒なことからスタートしますが、さらりとクリアしましょう。

税に関する情報

一般的な個人の方が趣味で電子書籍を販売しようと思っている方は、アメリカ人ではない、個人です、納税者識別番号はもっていませんと回答し、連絡先を入力すればすぐに終わります。どこかの怪しいサイトなら気も使いますが今回は信頼できる相手ということで、正しい情報を入力してさっさと済ませましょう。入力が進むと一度英語の証明書が表示されますが、署名できないようになっています。おかしいなと思いましたら、わざわざ親切に日本語で署名を促してくれるステップが用意されていました。

税に関する情報 入力完了

めでたく終了。以前はFAXなどが必要だったらしいのですが2015年9月の時点では簡略化されていました。あとはアカウントへ日本語にて名前と連絡先、銀行口座情報を登録すれば終了です。

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ロイヤリティと電子資金振替 (EFT)

ロイヤリティは70パーセントと35パーセントの2種類で、70パーセント受け取りたい場合は設定金額等に条件があります。(以下をご覧ください)。

ロイヤリティ70パーセント獲得の条件(2015.9.5現在)
販売金額 250円から1250円の間であること。
紙媒体の価格との差 印刷書籍の最低希望小売価格より少なくとも 20パーセント低いこと。
販売地域 著者または出版者が権利を保持するすべての地域で本を販売可能にすること。
ユーザーへの配慮 テキスト読み上げなど、Amazon が指定する Kindle ストアの幅広い機能をサポートすること。
その他 KDPセレクトへの登録など、その時々でAmazonが提示する条件をクリアする必要があります。

これらの販売実績は末日締めの60日後支払いということになっていますが、一番ネックになるのがリフティングチャージと言われる受け取りの際の手数料です。初期状態で設定されていてなおかつ一番手数料が安い受け取り方法である電子資金振替 (EFT)でも1度に2,500円前後の費用が掛かかります。受け取る側が手数料を払うなんて納得いかないかもしれませんが、アメリカAmazonからの振り込みになりますのでこれは現状仕方のないことのようです。

電子資金振替 (EFT)への対応策
新生銀行口座開設 新生銀行はリフティングチャージが無料との情報がチラホラ。
銀行により差がある 銀行により1500円、2500円など差があるようです。やはり少しでも安い口座を登録することが好ましいでしょう。
支払い停止が可能 amazonに問い合わせることで支払い停止手続きをしてくれる。売り上げが毎月2000円前後しかないといった方はひとまず検討の余地があるかもしれません。

サービスは変化しますので、上記は一度各人でお問い合わせください。こういった面倒くさい部分、損をしていると感じる部分が改善されるにはもっと個人出版市場が大きくならないと無理ですね。

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製本に関する知識

Kindle Direct Publishing(以下KDP)向け電子書籍の出版にはカッターやホッチキスを使用しない代わりに、Kindleに最適化したファイル形式で文書を作成する必要があります。

電子書籍Kindle出版のためのフォーマット
作成ソフト マイクロソフトのWordやアドビのindesignなども使用可能ですが今回は無料で使用可能かつデスクトップ上で展開可能なhtmlを採用します。
変換ツール KindleGenが変換ツールという扱いですが、実際の見た目の確認に使うKindleプレビューワでも変換が可能です。無料で使用可能ですのでダウンロードしてください。また、こちらのページでは漫画や子供向け書籍など、様々なツールが提供されています。

作成したhtmlは、アカウントにログイン後KDP上でプレビューを行うことも出来ますが、Kindle Previewerが一番快適かつ安全でしょう。何度も確認しながらKindleでの出版に適したフォーマットに変換し登録・出版という流れになります。WordやinDeisgnのほうが扱いやすいという方は他の参考書・サイトをさがしてみてください。htmlは無料のメモ帳でも作成できる上、宣伝時などにその知識を活かせます。今回は電子書籍がテーマですのでインターネット上での展開も視野に入れてhtmlでの作成を選択してみました。

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