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第33曲目は、McAuley Schenker Group(マッコーリー・シェンカー・グループ)の「When I'm Gone」です。収録は1991年発表のM.S.G.。
生年月日 | 1953/1/20 |
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ではこの素晴らしい曲をお聴きください。
いわずと知れたマイケル・シェンカーが1986年から93年までM.S.G.名義でバンドを共にしたのが、ボーカリストであるロビン・マッコーリーでした。前任のグラハム・ボネットがかなり野太い声でしたから、ハスキーでやや線の細い声質であるロビンとの共闘は意外な気がしましたが、よく聴くと"しゃがれた"部分は似てますね。この「When I'm Gone」のような楽曲はイメージ的にロビンのほうがしっくりきます。
1992年来日に合わせてリリースされたEP盤「Nightmare: The Acoustic M.S.G.」では素晴らしいアコースティックサウンドとロビンの歌声が堪能できます。ラストトラックではマイケルが優しい声でギターレッスンに関するメッセージを日本のファン向けに送ってくれました。今回紹介した「When I'm Gone」もメロディアスですから、ドイツや日本市場で人気があったのも頷けます。
2012年以降ロビンはRaiding the Rock Vaultというジュークボックス・ミュージカルでも長期的に活躍しました。