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Cubase講座

:DTMあれこれ

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パソコンで音楽をする利点

21世紀もはじめの10年があっという間に経過し、どこもかしこもパソコンだらけ(携帯電話までパソコン化してます!)で気持ち悪いくらいになりましたが、実際のところはインターネットやメール中心の初級レベルの人がほとんどだと思います。ましてやパソコンで音楽なんて出来っこないと、食わず嫌いのままにカセット式のMTRを使い続けている人も少なくないことでしょう。生活に追われながら、新しいことにチャレンジするということは、たくさんのエネルギーを必要としますので保守的な考えに終始するのも当然のことだと思います。

さてDTMという言葉はご存知ですか?ドイツ・ツーリングカー選手権・・・というのも間違いではありませんが、ここでの正解はデスクトップ・ミュージックです。そのほかDAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)、RAM(メモリ)、CPU(処理装置)などなど略語が多いのも取っつきにくい理由の一つだと思います。

DTMの魅力とはどのようなものでしょう。アドバンテージとして真っ先に思いつきますのが、パソコンのディスプレイを使用した広い作業空間でしょう。MTRのような小窓タイプのものと比較しますと、快適性の面では雲泥の差があります。さらに録音・編集データはハードディスク内に保存し好きなだけコピーや修正が出来ますので、カセットの入れ替えや巻き戻しの煩わしさといったアナログ的な束縛からも解放してくれます。

パソコンと楽器の仲介役をしてくれるオーディオインターフェースという装置を介せば机がそのまま録音スタジオとなりますし、疑似的に様々な音を再現してくれるソフトウェアを使用すれば、小さなMIDIキーボードひとつでバンドサウンドを再現したり映画向けのオーケストラ・サウンドを構築出来たりもするのです。音楽の父とも呼ばれているバッハはその生涯で20人以上の楽団を指揮する環境を手にすることが無かったそうですが、テクノロジーの発達が進んだ現代は夢のような環境なのかもしれません。

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ソフトウェア選び

何となくDTMの魅力は分かったけれど、「果たして数多くある作曲ソフトの中でどれが自分に最適なのか」と迷われることでしょう。選び方で言いますと、現在の2大巨頭であるCubaseかSONARのどちらかを購入すれば情報交換に困ることが無く楽にステップアップが可能だと思います。いずれもMIDIキーボードやオーディオインターフェースに、CubaseやSONARの下位バージョンが無償で付属(バンドル)されていることが多いので、2万円前後を目安にDTMの機材を購入し付属のソフトウェアで操作のコツを掴むのが最善かと思います。(この記事を書いて2年くらいたちましたが、その間にCubaseの地位がやや上った気がします)

機能面では各ソフトウェアにはクセがあり完璧なソフトは存在しませんが、ここ数年で大きな欠点がなくなり、どれを購入しても(とりわけCubaseかSONARを購入すれば)大きな失敗は無くなくなってきていると言われています。個人的には一押しできるソフトウェアはありませんが、情報交換が可能という大きなアドバンテージを考慮して有名なソフトウェアを選択するのが賢明だと思います。

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