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KX25 MIDIコントローラー(キーボード)

電子鍵盤楽器のことをキーボードと呼ぶ人も多いかと思いますが、DTMの世界では「MIDIキーボード」や「MIDIコントローラー」という呼称が多く使われています。

MIDI コントローラー KX25
MIDI コントローラー KX25
本来はCubase上で行う、録音開始や音源選択などの操作を、このMIDIキーボードから実行できます。KX25の場合はコンパクトさが売りでしたが、割とデスクの占有率も大きく(サイズが中途半端)、それでいてこの2オクターブという狭い音域は若干さびしいものがありました。(もちろんオクターブごとに音域を変化させることも可能です)

MIDIコントローラーには音源の入っていない機種が多く、MIDI情報のみをパソコンのソフトウェアへ送信します(PCやソフトウェアが無いと音が出ません)が、ベロシティやサステインなどの装飾的な情報もソフトウェア側が拾ってくれます。入力後もソフトウェア内の設定や音源に依存しながら、好きなだけ音の長さや音色を変更することが出来ます。音源内臓型の機種は上記と同等の機能を備えているのはもちろん、パソコンの音源に依存しなくても様々な音色で生演奏が可能ですので、DTMライブという両方の場面で活躍できます。価格的には5万円以上の上位機種に多くみられます。

「簡単な楽典も理解していないし、ピアノも弾けない」という人でも、このMIDIコントローラーを購入して、和音を鳴らしたり、気の赴くまま演奏したものを、ソフトウェア内でMIDI情報化することにより、様々な編曲作業に繋げていくことが可能です。タイミングやタッチがバラバラで聴くにたえない演奏も、Cubaseなどのソフトウェアを使用することで見違えるように整形できます。

Yamaha社製のKXシリーズなど、Cubaseとの連携機能を謳う製品も多いですが、ご自分のワークフローを確立していけば、さらに効率の良い編集作業が可能になっていくことでしょうから、他社製のMIDIキーボードでも全く問題はありません。予算や設置スペースを考慮しながら、お気に入りの製品を購入しましょう。ライブなどで使用することの無い方は、ソフトウェア音源に投資すれば良いので、1~2万円前後の素のコントローラーを購入しても問題ありません。

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