MIDIトラックを追加しただけでは、ピアノロール上や譜面上にMIDI情報を入力するためのキーエディターやスコアエディターがアクティブになりません。それらをアクティブにするには作業範囲を作成しなければならないのです。
鉛筆ツールとオブジェクト選択ツールを使用する
ボタンがたくさんあって混乱しますが、少しずつ覚えていきましょう。
鉛筆ツールで、追加したトラックの右側にあるステージ(黄枠)部分をマウスでドラッグすると、マウスを離した箇所を終端とした作業範囲が作成されます。別の方法としては、オブジェクトの選択ツールを使用して、ステージ(黄枠)部分をクリックすると、上部ロケーター(赤枠)で指定されている長さ分の作業範囲が作成されます。
その1:鉛筆ツールを選択してドラッグ操作をする
鉛筆ツールを使用する場合は、ドラッグ操作によって範囲を決定します。
その2:オブジェクト選択ツールでステージ部分をクリックする
オブジェクト選択ツールを利用する場合は、上部のロケーターで範囲を指定しましょう。
慣れてくると何となくこの方法を使ってしまいます。
作業範囲を作成することで、MIDIメニュー中の、キーエディターを開く、スコアエディターを開く、ドラムエディターを開く、リストエディターを開く、インプレイスエディターを開く、といった項目がアクティブになり、いよいよ制作をスタートすることが出来るようになります。
MIDIメニューの多くがアクティブになりました。これでいよいよ制作がスタートできます。
ソフトウェアやガジェットは難しいですね。インタラクションやインターフェースの基本的な考え方について学んでみましょう。 マイクロ・インタラクション / フィードバック / スイッチ(インターフェース) / ステッパーとプルダウン
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