前のページではファイルの読み込みについて説明をしましたが、「メディア」メニューにある3つのファイル管理ツールもとても便利です。このページで紹介するMediaBay、ループブラウザー、サウンドブラウザーの3つがそれで、名前と特徴が一致していますのですぐに馴染めると思います。
「メディア」メニュー上部からは、3種類の検索ツールが選択できます
名称は異なりますが機能は共通点が多いです。
管理ツールの使用は必須という分けはありませんが、Cubaseで扱えるファイル形式や数はかなりのものですので、本格的に使用するためにも搭載された3つの管理ツールの特徴を知っておきましょう。
サウンドブラウザー
疑似キーボード右上のボタンをオンにすると、PCのキーボードを使用してVSTプリセットの音色が確認できます。
サウンドブラウザーの写真を見ていただくと分かるように、タグ付けされたファイルが階層別に分かれていて、それを試聴したりプロジェクトに配置したり出来るのが管理ツールの特徴です。
MediaBayはサウンドブラウザーよりも豪華な印象です。MediaBayには管理ツールと呼ぶにふさわしい数々のタグとカテゴリーが用意されています。数多くのファイルの中からある1つのサウンドを名前の手かがりなしに見つけるようなケースにも効果的です。
MediaBay
本来はもっと大きく開いて使用します。
MediaBayはすべての形式のファイルを、ループブラウザーはオーディオファイルとMIDI ループを表示するように構成されています。 サウンドブラウザーは、トラックプリセットとVSTプリセットファイルを主な操作対象としています。
Media Bayを操作していると、使っていない、知らないファイルがたくさん存在することに気づきます。新規で作成したファイルにタグ付をして管理する人って案外少ないのではとも思いますが、たとえばVSTエクスプレッションに対応した音源を探したりする時など、Cuabseにバンドルされている既存のファイルを検索する際には大いに役立つことでしょう。
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