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:複製の種類

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共有コピーと独立コピー

MIDIデータとオーディオデータではコピーの種類に違いがあります。ここでは1MIDIトラックのコピーと1オーディオトラックのコピーを見てみましょう。

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オーディオとMIDIデータ

イベントを選択し単純にCtrl+C、Ctrl+Vでコピーペーストしました。よく見ると1MIDIイベントはそのままですが、1オーディオトラックのイベント名部分が斜体になっています

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斜体になっているオーディオデータのほうは共有コピーを意味し、MIDIデータのほうは独立コピーを意味します。今回の共有モードではどちらかが編集されると両者に適用になりますが、編集時はダイアログボックスが出ますので単独のみの編集も可能です。また「編集」メニューの「独立コピーに変換」を選択すれば、共有モードが解除されます。MIDIデータでも共有コピーがしたい場合はAltとShiftを押しながら移動(ドラッグ)しましょう。

Alt + Shift + 移動
共有コピー

MIDIデータを共有コピーすると、共有マーク共有マークが右下に表示されると同時に、コピー元とコピー先のイベント名がともに斜体になり、どちらを編集しても両方に変更が適用されます。

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また「編集」メニューの「反復複製を選択すると、下図のようなダイアログが表示されます。

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ここではオーディオイベント、MIDIイベント共に、2共有コピーか独立コピーかの指定が可能です。プロジェクトウィンドウに1指定数のコピーイベントが作成されますが、共有コピーの場合はコピー元もコピー先もイベントの権限は同じになりますので、どのイベントを編集しても共有先にも編集内容が適用されます。また、どのイベントを削除しても残りが1つになるまでは共有扱いは解除されません。

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