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第54夜は、Lovin SpoonfulのSummer in the cityです。収録は1966年リリースの3枚目のアルバム「Hums of the Lovin' Spoonful」です。
生年月日 | 1944/3/17 |
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ではこの素晴らしい曲をお聴きください。
この曲は1966年にビルボードでナンバーワンヒットとなりました。ニューヨーク州出身の彼らがニューヨークの昼と夜の変化を歌っています。
昼は行き交う人でとても暑く、でも夜は女の子を追っかけられるぞと、そんな感じの陽気な歌です。作詞はバンドのフロントマン、ジョン・セバスチャンの兄弟であるマークが15歳の時に書いたものがベースとなっています。どうりでストレートなわけですねぇ(笑)。とりわけジョンは「But at night there's a different world」のくだりをとても気に入っていたそうです。
ちなみにこの曲は大ヒット映画でもあるダイハードの3作目のオープニングを飾っています。ベーシストのスティーヴ・ブーンは、ジョージ・ガーシュウィンの「An American in Paris」のように交通量(街の喧騒)のようなものを表現したいと思い立ち、このようなアレンジになったのだそうです。なるほどダイハード3の舞台にはピッタリです。
そんなわけで次の夜はガーシュウィンを紹介してみましょう。